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宝くじで3億2000万円当たったらどうする?そんな庶民の夢が反町主演でドラマになる。
ドラマは、本当にロト6で大金を当てた男性(久慈六郎さん)がその体験をつづり大反響を巻き起こした「ロト6成金のセレブな私生活」の後に書いたノンフィクション書籍「ロト6で3億2千万当てた男の悲劇」が原作となっている。
反町は中堅広告代理店の主任で年収360万円という平凡なバツイチ会社員・立花悟役。何げない気持ちで購入したロト6が1等に当選したことから大きく変わっていく運命と悲喜劇を描いたコメディー。「人はお金があれば幸せになれるのか?」「本当の幸せとは?」を問いかけるドラマだ。
安井一成プロデューサーは「高額当選者の実話が表に出ることは珍しい。その実話感を大切にして、リアリティーを重視した表現で丁寧に描いていきます」と話す。
これまで型破りな教師やプロ野球選手という当たり役を持つ反町だが、今回は一転して、ごく普通のサラリーマンを演じる。「どこにでもいる普通の男がたまたま3億2000万円を手にしたことによって、いろんなことが変わっていく…。大金を当てたことが吉と出るのか凶と出るのか?ぜひ楽しみにしていて下さい」と気合満々で、9カ月ぶりの主演連ドラでの熱演を宣言した。ほかに中島知子、眞鍋かをり、泉谷しげるらが出演。
明るいニュースの少ない昨今だが、金曜の夜に視聴者に夢を与えるドラマとなりそうだ。